2011年04月20日
ドメーヌタカヒコ ナカイブラン入荷!
本日、ドメーヌタカヒコ の新アイテムが入荷いたしました。
ヨイチ ノボリ
‘10 ナカイブラン ケルナー
‘10 ナカイブラン ミュラー

各種 2,625円
限定入荷にて、売り切れ次第終了です!
ここからは、ワイナリー様からのお手紙を抜粋させていただきました。
長文ですが、ご了承ください。
ケルナー、ミュラーなどを用いた香りが重視される白ワインの醸造法は、
世界的な流れの中で、近代的な醸造タンク機械、技術を必要とし、
比較的、亜硫酸などを多用した還元的な醸造法主流となっております。
しかし、どうしても私はその醸造法が好きになれず、
また、私のワイン造りに対する思想や考え方からも、外れていることから、
当初、白ワインを醸造することは考えておりませんでした。
しかし、私が非常に尊敬するヴィニョロンである余市の
中井農園さんから
「試験醸造でもいいから、ウチの畑の樹齢26年のケルナーとミュラーを使って、曽我君が想像するワインを曽我君の方法で醸してみないか?」とお誘いを受けました。
いろいろ葛藤もしましたが、お誘いが非常に嬉しかったこともあり、
2010年秋、ミュラー・ケルナーを、少量ですが私の考えで
醸造させていただくことにしました。
私の醸造法の特徴は、畑や葡萄樹に存在する多種の酵母をタンク内で自由に活動させるため、
白ワイン用品種でも、赤ワインと同様に徐梗やプレス(圧搾)も行わず、
まず、そのままタンクに入れます。抗菌作用の強い亜硫酸を使用していないので、
タンク中で多種類の野生酵母が動き、様々な香りを感じ取ることが出来ます。
白ワインですので醸すことは考えず、私の意図する微生物の動きを感じることが出来たら圧搾を行います。
発酵終了後も、亜硫酸を添加ぜず、澱を一緒に4ヶ月間のタンク熟成。
そして、瓶詰直前に初めて、おまじない程度の亜硫酸を添加し、
ノンフィルターにて瓶詰を行っております。
酸化しやすく、香りが重視されるケルナー・ミュラーの醸造法としては異常ですが、
私は、これが正しいと思っております。
ある方は、ミュラー・ケルナーの香味でないのでは?と言いますが、
これが私の知っている葡萄の本来の個性だと思っております。
葡萄の軸や皮にも、品種本来の香りが多く含まれている炭素も含まれております。
開けてすぐに飲むのも面白いのですが、
私としては、溶け込んでいる二酸化炭素を飛ばし、ワインの色が少しピンク色に変わり始めて、
良い言い方で酸化的になった頃が、私の求めるワインの味わいになります。よって、
数日かけて、ゆっくり飲んで頂くか、デキャンタージュ、または、数日前に抜栓をして頂くことをお勧め致します。
不思議なのですが、少し色が変わってきた方が力強いワインに変化するワインです。

王冠タイプですョ!!
4月24日 完売致しました。
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ヨイチ ノボリ
‘10 ナカイブラン ケルナー
‘10 ナカイブラン ミュラー
各種 2,625円
限定入荷にて、売り切れ次第終了です!
ここからは、ワイナリー様からのお手紙を抜粋させていただきました。
長文ですが、ご了承ください。
ケルナー、ミュラーなどを用いた香りが重視される白ワインの醸造法は、
世界的な流れの中で、近代的な醸造タンク機械、技術を必要とし、
比較的、亜硫酸などを多用した還元的な醸造法主流となっております。
しかし、どうしても私はその醸造法が好きになれず、
また、私のワイン造りに対する思想や考え方からも、外れていることから、
当初、白ワインを醸造することは考えておりませんでした。
しかし、私が非常に尊敬するヴィニョロンである余市の
中井農園さんから
「試験醸造でもいいから、ウチの畑の樹齢26年のケルナーとミュラーを使って、曽我君が想像するワインを曽我君の方法で醸してみないか?」とお誘いを受けました。
いろいろ葛藤もしましたが、お誘いが非常に嬉しかったこともあり、
2010年秋、ミュラー・ケルナーを、少量ですが私の考えで
醸造させていただくことにしました。
私の醸造法の特徴は、畑や葡萄樹に存在する多種の酵母をタンク内で自由に活動させるため、
白ワイン用品種でも、赤ワインと同様に徐梗やプレス(圧搾)も行わず、
まず、そのままタンクに入れます。抗菌作用の強い亜硫酸を使用していないので、
タンク中で多種類の野生酵母が動き、様々な香りを感じ取ることが出来ます。
白ワインですので醸すことは考えず、私の意図する微生物の動きを感じることが出来たら圧搾を行います。
発酵終了後も、亜硫酸を添加ぜず、澱を一緒に4ヶ月間のタンク熟成。
そして、瓶詰直前に初めて、おまじない程度の亜硫酸を添加し、
ノンフィルターにて瓶詰を行っております。
酸化しやすく、香りが重視されるケルナー・ミュラーの醸造法としては異常ですが、
私は、これが正しいと思っております。
ある方は、ミュラー・ケルナーの香味でないのでは?と言いますが、
これが私の知っている葡萄の本来の個性だと思っております。
葡萄の軸や皮にも、品種本来の香りが多く含まれている炭素も含まれております。
開けてすぐに飲むのも面白いのですが、
私としては、溶け込んでいる二酸化炭素を飛ばし、ワインの色が少しピンク色に変わり始めて、
良い言い方で酸化的になった頃が、私の求めるワインの味わいになります。よって、
数日かけて、ゆっくり飲んで頂くか、デキャンタージュ、または、数日前に抜栓をして頂くことをお勧め致します。
不思議なのですが、少し色が変わってきた方が力強いワインに変化するワインです。
王冠タイプですョ!!
4月24日 完売致しました。
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